認定事業

吉祥寺でBAR文化を盛り上げたい!KICHIJOJI カクテルマーケット2026

吉祥寺カクテルラボラトリー×まち

様々な人と交流できる街、吉祥寺

吉祥寺駅北口、ハーモニカ横丁内のビル3階に店を構える「HARD SHAKE BAR130」。店主の本間さんは、都心の格式あるバーなどで研鑽を積み、2012年にはNPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)で最優秀賞(MVB)の他、多数の受賞歴を持つ実力派バーテンダーです。

KICHIJOJI カクテルマーケット2026 主催者インタビュー

  1. 〈PROFILE〉本間 勲 | ISAO HOMMA バーテンダー

    ―資格認定取得歴―
    ・日本ソムリエ協会認定 ソムリエ取得
    ・日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定 唎酒師取得
    ・NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構主催
     第一回プロフェッショナル・バーテンダー資格認定取得 など

    ―カクテルコンクール受賞歴―
    ・NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構主催
     PBO全国カクテルコンペティション2012
     最優秀賞 MVB(モスト・ヴァリアブル・バーテンダー)受賞
     など他多数

    ―経歴―
    ・HARD SHAKE BAR 銀座 TENDER、銀座JBA BAR SUZUKIなど

まずはじめに、本間さんご自身について教えてください

吉祥寺に近い場所、荻窪で生まれ育ちました。「いつかこの地で独立したい」という強い思いがあり、2020年に念願の自身の店を吉祥寺にオープンしました。
地元の常連さんはもちろん、多様な人々が行き交う吉祥寺は、多くの人と交流できる魅力的な場所です。ただ、吉祥寺にはオーセンティック(本格的)なバーが多いので、初めての人には少し敷居が高く感じられることがあるかもしれないですね。

BAR文化を盛り上げるために、どんな活動をしているのでしょうか?

同じく吉祥寺に店を構えるBar Fortの青葉さんとともに、「吉祥寺バーマップ制作委員会」を立ち上げました。他地域の事例を参考に、吉祥寺に数多く存在するバーの中から、「カラオケがない」「こだわりのお酒を提供している」など一定の基準を満たした店舗を厳選して、2024年からバーマップを発行しています。(現在は21店舗掲載)。最新版には、気になったり行ったりしたお店にチェックをつけられるマークがあり、バー巡りをさらに楽しめるようになっています。

また、BAR文化をより身近に感じてもらうために、吉祥寺カクテルラボラトリー(吉ラボ)も立ち上げました。「自宅で作れるカクテル講座」や「ウイスキー・ジンの初心者セミナー」など、一般の人がお酒を楽しく学べる場を提供しています。
バーテンダーとのコミュニケーションのきっかけを作り、バーへの一歩を踏み出すお手伝いができたらと思っています。

初開催となった「KICHIJOJI カクテルマーケット2026」はどんなイベントだったのでしょうか?

2026年5月24日に、コピス吉祥寺さんとの共催で「KICHIJOJI カクテルマーケット2026」を開催しました。吉祥寺のバーテンダーが一堂に集結し、BAR初心者から愛好家まで満足できる、吉祥寺初となるカクテルイベントです。
当初来場者数は300〜500名程度と予想していましたが、当日はご招待含め約750名もの来場者が訪れる大盛況となりました。会場にはシェイク、ステア、ビルドの3つのカクテルブースに加えて、約15社のインポーター(輸入業者)がブースを並べ、50〜60種類以上もの本格的なお酒が振る舞われました。

「カクテルの楽しさを知ってほしい」という思いから、チケットは3,000円という非常にリーズナブルな価格設定で提供しました。若年層からベテランのお酒好きまで、屋外の開放的な雰囲気の中で、一流のバーテンダーが作る一杯を堪能でき、日曜日開催ということもあり、ご家族連れのために企画されたノンアルコールの「キッズバーテンダー体験」も大好評でした。

特に印象に残った出来事はありましたか?

あるお子様の言葉があります。飲み終わったカップを片付けようと声をかけたスタッフに対し、「これは宝物にするからダメ!」と言って大事そうに持ち帰ってくれたんです。その姿を見て、司会者も思わず涙ぐんでいました。

なぜCO+LAB MUSASHINO に申請しようと思ったのですか?

武蔵野市の魅力をバーという視点から発信したかったからです。
お店では、市内産の万願寺とうがらしやブルーベリー、人参など、季節の旬の農産物を使用したカクテルを提供しています。武蔵野市でこれほど多様な農産物が作られていることを、コラボの活動を通じて初めて知りました。
今回のイベントでも、武蔵野市の名産品「境のとんがらし」を使用した特製カクテル「ピリ辛ブラッディマリー」を考案しました。ウォッカに唐辛子を漬け込み、ピリッとした刺激が特徴です。
市内産の農産物を知っていく中で、農家さんの熱い思いに触れ、今後は吉ラボのセミナーで農園を訪ねるような、地元の魅力を知っていただける企画も行ってみたいと思っています。

今後の展望について聞かせてください

今の活動をさらに発展させるために、今後は、氷屋の見学や蒸留所訪問といった「体験型セミナー」を充実させたいです。
そしてもうひとつの大きな目標は、武蔵野市で全国規模のカクテルコンペティションを開催することです。 全国からバーテンダーが集まり、その応援に地方からも多くの人が吉祥寺を訪れるーそんな光景をいつか実現したいです。マーケットがお祭りなら、コンペティションはバーテンダーが真剣勝負を繰り広げる晴れ舞台。この両輪で、吉祥寺を「バーの街」として全国にアピールしていきたいと思っています。

これからBARに行ってみたいと思っている人へのメッセージ

わからないことは気軽にバーテンダーに聞いてみてください。99%優しく教えてくれると思います(笑)。お客様とのコミュニケーションの中で、バーテンダーもよりお客様の好みや気持ちに寄り添ったカクテルを提供できます。
ぜひ気軽に吉祥寺のBARに立ち寄ってみてください。